不動産の査定方法は複数ある!その基準は?

2023年04月01日

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不動産売却を検討して査定を複数の会社に依頼すると、結果にばらつきがあり、どの会社を選ぶべきかわからないとお悩みの方もいらっしゃると思います。
物件の相場を把握するためにも、査定とはどのようなポイントが大切なのかを理解しておきましょう。
そこで今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、査定の基準についてご紹介いたします。
 

不動産売却における査定はどのような方法でおこなわれる?

仲介会社への見積もりの依頼には、次の2つの方法があります。

 

●簡易(机上)査定:データなどを基におおよその価格を算出すること
●現地査定:実際に対象物件を訪れて価格を算出すること

 

簡易的な見積もりはインターネットなどで簡単にできるため、不動産売却の第一歩として相場を調べるのに効果的です。
短時間で価格を調べられる反面精度は高くないため、前向きに売却を検討するのであれば、現地を見て見積もりを出してもらうことをおすすめします。
また価格は次の3つ種類で計算します。

原価法

同じ不動産を再建築した場合にかかる費用から築年数などによる資産価値の低下分を割り引いて価格を算出する方法で、土地や戸建てに適用されます。

取引事例比較法

過去の売買履歴から対象物件と条件の似た物件をピックアップし、比較して価格を算出する方法で、マンションをはじめ多くの不動産に適用されています。

収益還元法

対象物件が将来発生する収益の予測から価格を算出する方法で、投資用の不動産に適用されます。
このようにさまざまな方法で価格を算出するため、会社によって結果が異なるのです。
 

不動産売却における査定の基準とは

査定額は次の基準をチェックして決められます。

近隣不動産の相場・公示価格・路線価

対象物件近辺にある家の売却価格・公示価格・路線価などは、見積もりをおこなう基準になります。
これらは販売価格を決める参考にもなるので、国土交通省のホームページから調べてみましょう。

周辺環境・物件の条件

駅からの距離・買い物や公共施設の充実度・治安などの周辺環境は、訪問査定でチェックされるポイントです。
利便性が高く閑静な住環境は、高評価につながります。
また建物の傷や不具合の有無・日当たり・窓からの眺望など、物件の条件もチェックされるポイントです。
リフォームなどをおこない築年数に対してきれいな状態であると、高評価につながることがあります。
 

まとめ

今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、査定の基準についてご紹介いたしました。
見積もりで算出された金額は実際の売却額ではないので、もっとも高い会社を選ぶのではなく、さまざまな質問を通して信頼できるところを選びましょう。
私たち藤澤不動産は、不動産売買など大切なライフイベントをお手伝いするべく、真摯に取り組んでまいります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。


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